■キラキラプログラムⅠについて
「 キラキラプログラムⅠ」は、豊かな感情を育てることと、認知面・行動面における確かな社会性を育てることを目的としています。
・以下の2つのプログラムを組み合わせ、教室で実施します。
・人間関係づくりのための構成的グループエンカウンター(朝キラ)
【10分×年間35回】
・感情と社会性を育てるプログラム(キラプロⅠ)
【45分~50分×1年間10回】
■人間関係づくりのための構成的グループエンカウンター(朝キラ)
<自他受容>
・「まじ・冗談」体験交流
・よいところ探し(これがあなたのよいところ)
・私はあなたが好きです
<自己主張>
・私のしたいことベスト3
・二者択一
<感受性の促進>
・オートマチックペーパー
・新聞紙の使い道
・リズム回し
<信頼体験>
・クリスマスツリー
・リラックス
■感情と社会性を育てるプログラム(キラプロⅠ)
【第1回】感情理解
・気持ちの分かる「達人」になろう①」気持ちの読み取り方のコツを知ろう-
【第2回】自他の感情・状況理解
・気持ちの分かる「達人」になろう②-同じ気持ち、違う気持ち-
【第3回】共感的理解・積極的傾聴
・会話の「達人」になろう -しっかり聴くことからはじめよう-
【第4回】状況判断
・考えを整理できる「達人」になろう-本当?冗談?、ウッカリ?わざと?-
【第5回】感情表現
・気持ちや考えを伝える「達人」になろう①-あったか言葉でいこう-
※以上は、プログラムの一例です。
■実施の方法について
1.実施時期
・人間関係づくりのプログラム(朝キラ)は、 週1回、10分程度の朝の会や終わりの会、授業の残り時間等での短時間の実施を想定して作成しています。
・感情と社会性を育てるプログラム(キラプロⅠ)は、年10回、特別活動や道徳、総合的な学習の時間等を用いて、45~50分の授業で実施することを想定しています。
・両プログラムは連結して行うことが望ましい回以外は、別々に実施しても構いません。
2.実施場所
・基本的な実施場所は、教室で決められた席に座っていることを想定しています。
3.実施するプログラムの順序性
・「キラプロⅠ」は、段階性を踏まえて作成しているので、基本的には順番を変更しないですべての回を実施してください。
・「朝キラ」も、集団の成熟度に応じて、自他理解→自他受容→自己主張→それ以外の目的のエクササイズとなるように順序性を持たせています。中盤以降、キラプロⅠと連結していないものは、入れ替えたり、他に推奨するエクササイズを用いることもできますので、実施する時期のクラスの状況に応じて変更しても構いません。